ブログで

グローバルマイクロブランドを

築くための7つの

美徳

 

SXSWi 2007でのグローバルマイクロブランドのパネルから

 

 
注意書き

これはどうブログを書くべきかという話ではない。

グローバルマイクロブランドを構築しようとするときに、より多くの読者を得るための1つの可能な道を示したものだ。

あなたはいつも自分のためにブログを書いているべきだが、より多くの読者を得るには、彼らのためにも書くべきなのだ。

「グローバルマイクロブランド」というのはヒュー・マクラウドのコンセプトである。もっと知りたければgapingvoid.comを見てほしい。
 

 
7つの美徳

感謝せよ
謙虚であれ
地道であれ
物惜しみするな
敬意を示せ
刺激を与えよ
勇気を持て

 

 
Be Grateful - 感謝せよ


は5500万のブログをトラックしている。

読者の時間と関心というのは賜なのだ。
読者たちには為し得る(読み得る)あらゆる選択肢がある。それにもかかわらず私たちのブログを訪れてくれる人がいるというのは、そのこと自体すごいことなのだ。私たちはそれをありがたく思い、その見返りとして何か価値あるものを与えるべく 努めるべきだ。

 

 

 
Be Humble - 謙虚であれ

あなたがネット上でカルト的人気を誇る一握りの人のひとりであるというのでもない限り、人々があなたのブログを読むのはあなたのためではない・・・彼らはそれが自分のためになることを期待して読んでいるのだ。

「私のすべて」についてブログを書くのは結構だが、多くの読者を得たいならそれは変える必要がある。私たちがしたり考えたりすることというのは、潜在読者にとっては、私たち自身にとってほど興味のある話ではない。

誰か有名人と知り合いなことをちょっと自慢するのは別に構わないが、単にあなたが [Web上の有名人の名前をここに] と一緒に食事したというだけの話が、読者に時間を使わせるに値することだろうか?

 

 

 

 
Be Patient - 地道であれ

これは一晩にして起こることではない。

多くの読者を得ようとあせらないことだ・・・人々があなたのブログを見つけるのは、有用なポストをすでに十分たくさんしたである方がいい。そうすれば、新しく読者がやってきたとき、彼らは一度立ち寄るというだけでなく、再び訪れるべき理由を見出すだろう。

 

 
Be Generous - 物惜しみするな

どんな知識であれ、与えられるものは与えてしまおう。
自分がどうやっているか、人に教えてあげよう。
「秘密の情報源」を隠し持っておかないこと。

稀少な関心を寄せるという貴重な贈物を彼らがしてくれているということを思い出そう。何かお返しに価値あるものを与えることは、あなたにかかっている。

 

 
Show Respect - 敬意を示せ

彼らの時間の価値を高く評価していることを示そう。

量をこなそうとするのでなく、質を保つことに気を使おう。読者の時間に見合う価値ある内容が本当にあるか、ポストする前に2度考え直そう。

敬意を示す例: 私はポストの中でよくグラフィックスを使っている。読者がポスト全体を読むのに時間がかからないようにするためだ・・・彼らは内容の90%はグラフィックスを見るだけで理解できる。

 
Be Motivating - 刺激を与えよ

時に人々は、自分の考えていること(あるいは人に話そうと思っていること)について、他の人の意見を単に聞きたいと思っている。
読者は、あなたのポストの1つを、自分の主張の正しさを示すために使おうと思うかもしれない(「アウトサイダーシンドローム」)。

インスピレーションとモチベーションは、あなたが読者に与えることのできる贈物だ。

彼らが脳に光を灯すのを助けよう。

 

 

 

 

 
Be Brave - 勇気を持て

読者のために書くというのは、読者の耳に心地良いことを書くというのと同じではない。

誰もがあなたの書くことを気に入っているなら、それはたぶん月並みなのだ。

読者が増えるにつれ、より多くの批判を受けるようになる。的を射たものもあるだろう。時間の有り余っている「ばか」に苛立ち嫉妬したものもあるだろう。

 

 
 

結 論:

 

 
 

私たちのことではなく、
彼らのことを話すのだ。

 

 

 

 

 

 

Kathy Sierra / 青木靖 訳

The Seven Blogging Virtues for building a Global Microbrand (pdf)

 

 



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